内容紹介
わたしが昔、住んでいた町。通りかかった空き地で、同い年の美しい「有実」に出会う。降ったり止んだりの俄か雨みたいな蝉の声が降り注ぐ、真夜中の空き地。当時近所で起きた凄惨な少女の死。今はもうなくなってしまった黄色い道。ピンク色のビーチサンダル…。絶望的な真実を思い出すまでの、つかのまの物語。
2004年京都で上演された戯曲に加筆。読み物として楽しめる「純文学シナリオ」へとリニューアルしました!
紙の本(オンデマンド/A5判) 1000円+税
電子書籍 722円+税
電子書籍戯曲(PDF) 722円+税​​​​​​​
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